【ザ・ロイヤルファミリー】原作の結末は？ドラマとは違う？

2025年10月12日から放送が始まるTBS日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』。

原作は早見和真による同名小説で、競馬界を舞台に“血”と“継承”を描く壮大な人間ドラマです。

豪華俳優陣を迎え、期待の大きさが窺い知れる本作品ですが、原作があるとなると気になるのが結末ですよね？

そこで本記事では、、、

についてまとめていきたいと思います！

興味のある方は一緒に確認していきましょう！！

✅ 【ザ・ロイヤルファミリー】原作の結末は？

『ザ・ロイヤルファミリー』の原作は、「親から子へ夢をつなぐ」ことをテーマにした、心に残るラストになっています。

父・山王耕造（さんのう・こうぞう）は、競馬の世界で“ロイヤル”の名を冠した馬で有馬記念を勝つという夢を持っていましたが、残念ながら病気と経営の苦しみでその夢を叶えられずに亡くなります。

そのあと、耕造の隠し子である中条耕一（なかじょう・こういち）が父の想いを受け継ぎ、新しい名馬「ロイヤルファミリー」とともに再び挑戦します。

途中でケガやスランプに苦しみながらも、仲間と力を合わせて奇跡の復活を果たし、ついに父の夢だった有馬記念を制覇します。

父の“夢の続きを生きる”というテーマが、美しく完結する瞬間ですね。

一方、正妻の息子である山王優太郎（ゆうたろう）は、家業を継ぐ立場にありながら、父の“競馬第一主義”に反発する存在として描かれます。

最後まで競馬には深く関わらず、彼は経営の世界で生きていく道を選びます。

その姿もまた、「親とは違う形で生きる」というもう一つの“継承”の形だと感じます。

この物語のすごいところは、勝つことだけがゴールじゃないところです。

耕一が父の夢を叶えたのは、ただの“勝利”ではなく、“血のつながりを乗りこえた心のつながり”を示すことでもあります。

最後には、家族の対立が少しずつゆるやかに溶けていき、父と息子、家族の想いが一つに戻る――

そんなやさしい余韻で終わります。読後には、家族って不器用だけどやっぱりいいな、と思わせてくれるラストです。

✅ 【ザ・ロイヤルファミリー】ドラマ版の結末は原作と違う？

ドラマ版の『ザ・ロイヤルファミリー』は、原作と同じように“夢の継承”をテーマにしていますが、細かい部分ではけっこう違いが出ると思います。

というのも、TBSの日曜劇場では、これまでも『JIN－仁－』や『日本沈没』『ノーサイド・ゲーム』など、原作と結末を変えて放送した作品がたくさんあるからです。

だいたい3〜5割くらいの作品が、原作と違う終わり方をしているそうです( ﾟДﾟ)！

原作では、先に述べた通り、父・山王耕造（こうぞう）の夢だった「有馬記念での勝利」を、隠し子の中条耕一（こういち）が叶えるという感動的なラストです。

ただ、ドラマでは、もっと前向きで、観ている人が“明日も頑張ろう”と思えるような終わり方になる可能性が高いのではないかとなと思うのです。（いや、そう思いたい！ｗ）

たとえば、正妻の息子・山王優太郎（ゆうたろう）と耕一が最後に心を通わせたり、家族みんなが少しずつ笑顔を取り戻したりする――そんな温かい締めくくりになるかもしれません。

つまり、ドラマ版は“内容の土台”は原作と同じですが、表現はもっと分かりやすく、気持ちが高まるように作られていると思います。

原作が“静かに心にしみる物語”だとしたら、ドラマは“胸が熱くなる物語”にしてくるのではと私は推察しています！

どちらも大切なのは、「夢を受け継ぐ」という気持ちです。

見終わったあと、きっと家族や仲間のつながりを改めて感じられるラストになるでしょうね(^^♪

【ザ・ロイヤルファミリー】原作・ドラマの結末まとめ

いかがだったでしょうか？

それでは、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました！！